2週間が経ちました。
軽井沢に来て2週間が経ちました。
振り返ると、こみ上げてくるのは「感謝」の気持ち。ブログのタイトルを変えました。
「全てはひと続きになっている」
それを感じる2週間。感じれば感じるほど「感謝」があふれて止まりません。
肩に力が入りまくりで、うまくいかないことだってあります。でも、そんな不安定で不確定な状況ですら、心からワクワク楽しめる毎日。ステキな方たちと、本当にやりがいのあるチャレンジをさせてもらっています。
今年度は、毎日、日々の振り返りを書いています。だから、ブログの更新は少なめになるかもしれません。今は、外に発信していくことよりも、内で掘り進めていくことに力を入れたい。横に広げていく動きから、縦に深めていく動きへ。今まさに、そういうフェーズなんだと思います。
あ、先週の軽井沢は大雪でした。昨日は、とある高原で雪の上で身動きできなくなってしまいました。はじめての経験ばかりで、楽しく失敗しまくってます。あと、週末は、美味しいお店をひとり探して回っています。こちらも書くことで振り返りをしています(笑)。
まあ、いろいろあるけど、明日からもぼちぼちがんばっていきましょう。楽しみだ。
P.S.
スタッフ情報がアップされてました。(花粉で死んでるときのやつ)
明日から
この3日間は、新年度の準備。
新しい生活にも慣れないまま、新しい現場で、新しいチャレンジがスタートしています。
現場の先生たちとのチャレンジ、風越のみなさんとのチャレンジでもあります。
やるっきゃないでしょ。
突っ走り過ぎず、文脈を感じながら、丁寧なプロセスを大切に。
明日は始業式、そして、入学式。
桜なんて咲くはずもなく。
今朝はマイナス5℃。軽井沢はまだ冬です。
明日は、いよいよ子どもたちとの出会いの日。
ワクワクドキドキです。
“これから”のこと「軽井沢風越学園」
昨日の記事を読んで、温かいコメントくださった方々、ありがとうございました。
もうすでにご存知の方も、「軽井沢」と聞いて察した方もいたことだと思いますが、今年度より、軽井沢風越学園(https://kazakoshi.jp)に入職しました。
軽井沢風越学園は、2020年度に開校予定の、私立の幼少中の“混在校”です。ぼくはそこで先生をします。だから先生をやめるというわけではないです。
しかし、驚きですよねー。はい、ぼくが一番驚いています(笑)。
もちろん、公立小学校に限界を感じたとか、やりたいことがやれない、みたいな後ろ向きな選択では決してありません。
むしろその逆で、公立小学校の可能性をひしひしと感じているからこそ、風越の向かっている方向性に、ぼくは賛同しました。
年末に、ぼくが最もリスペクトしている方のひとり、軽井沢風越学園の副理事長である岩瀬直樹さんに声をかけていただいて、その場ですぐに行くことを決めました。
これまで、ぼくがゴリゴリ実践してきたものの全てのきっかけはこの方の著書との出会いでした。
毎月、東京に学びにいくなんてバカなことをし始めたのもこれがきっかけです。給料のほとんどを新幹線代と書籍代とセミナー代と飲み会代に費やしました。
いろんな経緯がありまして、こうやって呼んでいただいて、一緒に学校づくりに携われることは本当に光栄です。今もまだ夢の中のような気分です。
だからといって、決して受け身になるのではなく、ぼく自身が主体となって、自分のやれること、やりたいことを全力でやりたい。そう思っています。
ただ、ぼくは、開校までの1年間は、レンタル移籍で公立小学校に勤めることになりました。現場に入って、公立小学校の先生方とがっつり研究を進めていきます。
公立と私立が共に歩んでいく、全国的にも前例のないのチャレンジ。ぼくなんかが、この1年間で何をやれるかはわかりません。でも、前例がないからこそワクワクします。
ぼくは、今日、赴任先の公立小学校での新着任のあいさつのとき、職員室に入った瞬間、何だかにやけてしまいました(笑)。本当にこれから始まるんだなと思うとワクワクして仕方がなかったんですよねー。
これから、いろいろと楽しくチャレンジしていけそうな人たちばかりだったので、とりあえずはホッとしています。
でも、これからだね。
やるからには、フルスイングしたい。
また、今後も発信していきます。どうぞ、よろしくお願いします。
他にも、今年度はすでにいろんなチャレンジが待っています。
4月はLCLで市川力さんとタッグを組みます。一期で出会って、二期に渡って学ばせていただいてきた力さんと、三期は一緒にタッグを組めるなんて、これは本当に感慨深いものがあるなあ。
5月からは、市川力さんと山田洋文さんと、ジェネレーター入門講座。これは本当にやばい。めちゃくちゃ楽しみです。
(全3回)ジェネレーター入門講座 〜ともにつくり、探究し続ける仲間になる〜
授業づくりネットワークの理事にも就任しました。
授業づくりネットワーク集会2018<実施予定> - 授業づくりネットワーク
オンラインでの学びの場もいくつかスタートしています。
環境が変わり、あまり会えなくなってしまう人もたくさんいますが、今年度、令和元年、今後ともよろしくお願いします。
“これまで”への感謝を
これを見てくれているみなさんへ。
大事な報告があります。
本日、3月31日をもちまして、ぼくは奈良県の教員を退職しました。
小中高大、そして、教員としての4年間、ずっと生活してきた奈良を出て、今、長野県は軽井沢にいます。
年末に奈良を出ることが決まってから、これまでのことをじっくり振り返る時間がありました。
「全てはひと続きになっている」
これはぼくが最近、とても大切にしている言葉です。
“これから”の自分は、“これまで”の延長線上にしかないわけで。そう考えると、“これまで”の出会いへの感謝の気持ちがこみ上げてきます。
家族。地元、高校、大学の友人。大学の先生。ライブハウスで出会った人たち。職場の先生方、子どもたち、保護者の方々。学習会で出会った人たち。異業種の方々。…
この3月は、いろんな人たちが、いろんな形でぼくの次のチャレンジの背中を押してくれました。ありがとう。
ぼくが奈良を出ることを知って、あちこちでイベントを企画してくださった方々、ありがとうございました。
これは決して「別れ」ではなく、「節目」でしかない。そして、その「節目」は、“これまで”の出会いに感謝して、また“これから”の出会いを大切にするためにあると思っています。
もう会わなくなった人もたくさんいるけど、“これまで”の出会いの全てが、今の自分をつくっています。
平成も終わります。これも何かの縁なのかな。
4月からのことは、また明日。
ワクワクドキドキです。
学級通信による教師の力量形成を6Csで解釈してみた
オンライン学級通信の会を開いて。教師の力量形成について6Csで解釈してみた。
① 毎日、教室の中で、授業やそれ以外の時間で子どもたちとたくさんコラボレーションする。
②そして、一方通行ではなく、インタラクティブに子どもとたっぷりコミュニケーションを取る。
まずこれが大事。この量が鍵。
③すると、教室の中で起こる事実、すなわち子どもたちのことや教科学習などについてのコンテンツがたくさん集まってくる。知識や経験が増える。情報を得る。
④それをもとに、なぜそうなったのか。どういうことが言えるのか。どんな学びがあったのか。など、クリティカルシンキングする。
⑤そこで、学級通信を書くということを通して、新たな学びを創造し、クリエイティブイノベーションを起こす。小さな自己変革が起こる瞬間。
⑥そして、その学級通信を読むことによって、その日もまた学びがあったことに気づき、それが少しずつ自信や確信、すなわちコンフィデンスへと変わっていく。
まあ、ざっくりこんな感じ。学級通信の目的はさておき、この1年間、毎日自分の中でこういうことが起こってたんじゃないかなってことを考えていました。
思いつきでやってみたオンライン学級通信の会は、今後も学び合う場へとつながっていきます。
「足の向く方へ」 第五集発刊(はっかん)に寄(よ)せて
冬卒業を目前にした今日。「足の向く方へ」最後の出版、第五集がここに発刊されました。この一年の集大成です。一年間の「作家の時間」を終えて、みんなの中で、何か変化や成長はありましたか?好きなことを、好きなだけ、好きなように書くという経験は、きっとはじめてのことだったと思います。そして、それを出版という形で、いろんな人に読んでもらい、その感想をもらうということもあまりなかったのではないでしょうか。その中で、書くことが得意になったり、好きになったり、書くことに対する考え方が変わったりしたのであれば、それは、うれしいことです。逆に、この一年では、あまり変わらなかったという人がいてもいいと思います。これから先の長い人生で、みんなはさまざまな場面で「書く」ということと関わって生きていくことになります。その中で、この一年の「作家の時間」の経験が、何かのきっかけになっていたり、ヒントになっていたらいいなあと思います。
「何のために書くのか?」という問いを持ったことはありますか?最後に、この問いについてのぼくの考えをここに記しておきたいと思います。ぼくは、「作家の時間」に取り組むに当たって、常にこの問いを持ちながら、みんなと歩んできました。時代は、“国民総情報発信者”時代です。老若男女みんながスマホを所持し、多種多様なSNSやあらゆる情報メディアが普及するこの時代は、全国民がいつでもどこでも、自分のことを発信することができ、それをだれでも受信することができます。この流れは、さらに勢いを増すでしょう。その中で、自分自身を表現すること、つまり、発信することで、「自分のことを知ってもらう」機会が増えていきます。極論、知られてないことは、存在していないのと同じです。さらに言えば、高校大学受験でも、就職活動でも、よくわからない人のことを合格させるわけにはいかないし、何かやろうと思ったときに仲間になってもらえることもないでしょう。だから、「何のために書くのか?」という問いの答えの一つとして、「自分のことを知ってもらう」ということにあると思います。もちろん「書くこと」だけではなく、今では、「YouTube」「TikTok(ティックトック)」のような動画での発信方法もあります。実は、ぼく自身も、「書くこと」によって発信し続けた結果、自分に興味を持ってもらい、4月からのチャレンジの機会をいただきました。みなさんも、「書くこと」を通して、自分自身を表現し、自分のことを知ってもらい、よりよい人生を歩んでいってほしいなと思います。
それでは、これで「作家の時間」を終わります。これからも、よい作家人生を…。
二0一九年三月十八日
石川晋さんとの一年
葛城市立新庄北小学校へ 2019.3.5 - すぽんじのこころ
授業づくりネットワーク理事長の石川晋に伴走してもらった一年。
セミナーで数回お会いした程度の関係性の中でしたが、ぼくの直感に従ってお願いしてみた結果、1年間来ていただくことになりました。
計6回の訪問。
ぼくのクラスを見ていただくことはもちろん、他クラスでも読み聞かせや授業をしてもらったり、放課後に研修を開いていただいたりもしました。
岩瀬さんとKAIさんが一緒に来る、なんてこともありました。
ぼくは、何より、晋さんと教室を見ながらあーだこーだおしゃべりすること、放課後に頭抱えて一緒に悩むこと、そんな時間がとても楽しかった。
なんせ、先行実践が無いようなことにチャレンジをするがゆえに、答えをつくっていかないといけない、価値を見出していかないといけない。
まだまだ未熟なぼくは、急に不安になったり、ブレてしまったりすることもある。そんな中で、伴走者の方の存在は大きい。
しかも、継続的に入ってもらっていることの価値が大きい。それは何かというと、「ストーリーを共有している」ことと、「同じものを見ている」ことにあると思う。
その上で、さらに晋さんはスペシャリスト。今のぼくに何が必要なのか、その視点を丁寧に渡してれます。
晋さんの伴走を体感できたことは、本当に貴重だったと思います。きっと、この原体験はこれからの何かにつながっていくんだろうな。
ぼくの中で、魅力的なロールモデルです。
メッセージカードをセルフで貼らせるなんてことはしたらあかん!(笑)
子どもたちも、支援の先生も、晋さんのことが大好きです。
来年度は、環境が変わるので、オンラインでお世話になります。引き続きよろしくお願いします。
一年間、本当にありがとうございました。