全てはひと続きになっている

奈良から軽井沢に来ました。

2016-01-01から1年間の記事一覧

そもそも

子どもたちのために、してあげないといけないことって、案外少ないのかもしれないですね。 必要以上は、お互いのためによくない。 なのに、やってあげること自体を良しとする人たちがたくさんいる。 そのおかげで、子どもも大人も、苦しくなる。 でも、その…

なんだかものすごい時間でした。

元オリンピック選手の方々や世界で活躍されている方、カウンセリングやものづくりをしている方まで、最後までこれ何の会ですか?といった感じ(笑) でも、めちゃくちゃ刺激的で、ぼくが今一番願っていたような機会だったんです。 とにかく教育関係者以外の…

今この瞬間の幸せ

「もっとこうありたい!」「もっとこうなりたい!」「まだまだ足りない!」っていうのも大事だけど、やっぱりこの瞬間に幸せを感じたいし、この瞬間の幸せを噛み締めたい。子どもたちを目の前にして、そう感じることが多々ある。 教育者としての立場を捨てた…

幸せの基本構造を探究し、具現化する

LCL2016 ×探求の第3回目。 ざっくり言うと、国際バカロレア(IB)の概要について話を伺い、その中のPYP(初等教育)の模擬授業を体験。そして、コンセプトベースドラーニング、PYPの作り方のワークショップ、最後に年間のワークグループでの今後の探究につ…

正義ベース

相手に対して、「きっと、わかってもらえないのだろうなあ。」と思ってしまうと、何も話せなくなる。自己開示とは程遠い。相手が正義ベースで話してくる人だとこうなることが多い。 きっと、子どもたちもそう。 そんなことをいっぱい教室でもやってしまって…

昼間の明るみに光を照らそうとはしない。 そこに闇があるから照らそうとする。 そして、その闇とは自分自身が感じている闇。その闇には、きっかけとなる原体験がある。 ぼくの場合、きっと子ども時代に闇を感じているから、教師になったんだろうなあ、なんて…

幸せです

体の疲労とは裏腹に、心はとても満たされています。 今、子どもたちと過ごす毎日が本当に幸せ。 あれこれ頭抱えながら、難しいこと考えながらやってはいますが、全部横に置いといて、幸せだなあって思う瞬間が最近特に多いです。 有り難いことですね。 でも…

自己開示

人と深い関係を築いていく中で、自分の弱いところをさらけ出し自己開示することってとても重要だと実感しています。ここ1年くらい強くそれを感じる。 自分自身、自己開示することが苦手でした。ひたむきに努力すること、何事にも積極的で前向きな姿勢、それ…

研究授業

教室の子どもたちの倍の数の先生方が見に来られる公開授業を初めて経験しました。 公開授業からの研究協議。 もちろん、ぼく自身学びはたくさんありましたが、あの場にいた一人ひとりの先生方にはどんな学びがあったのかなーって思っちゃいます。 あと、あれ…

窮屈

教育活動である限り、全てが意図的、計画的でないといけないのでしょうか。時には感覚的、衝動的に行動してはいけないのでしょうか(もちろん価値を感じるから衝動が起こるわけです)。きっとそうなんでしょうね。迷惑がかかりますもんね。わかります。全て…

がんばりすぎること

がんばりすぎることって良くないですね。 だから「がんばれよ!」「もっとやれるやろ!」って、がんばることを人にも強要してしまうんだと思います。言葉にしなくても、きっと身体中からプンプン放出しまくってるんだろうなあ。 こうあるべきだ!みたいな考…

みんなの目線で、みんなの思いを、みんなの言葉で

今日の学活は、サークルトーク。 ずっとやれたらいいなあと何となく思ってて、今がそのとき!と思ったので、子どもたちに提案してみました。 もうこちらから言うべきことは、全て言い切った。あったとしても、もう言わなくてもいい。ここからは、本当の意味…

「え!もうこんな時間!?」

今日の6時間目の算数の時間、終わり5分前。 「え!もうこんな時間!?」「え!時間経つの早すぎやろ!」 と言って廊下の時計を確認しにいく子。 「時計合ってるし!」 「先生!もうこんな時間やで!」 「え!こわ!なんかこわい!」 と言われてやっと自分も…

席の配置

今日、朝の会で「席の並べ方変えたい」とある子が声をあげた。 もともと変則的な並びだけど、不便に感じていたみたい。 実は、ぼくもそれを感じていて、いつ提案してみようかなー、自分で勝手に決めてみんなに提案してみようかなーと思っていました。 だから…

好きなおかしベスト4

前回の「わたしの構成要素」では、セルフオープンクエスチョンで、聴きながら書くを練習しました。 「わたしの構成要素」 - 社会人2年目の挑戦 今日のホワイトボード・ミーティングは、ペアで聴きながら書く練習とグループで聴きながら書く練習です。 まず…

これって「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」ちゃうん???

今日は、2時間続きの理科で「雲・天気プロジェクト」の探究チャレンジの時間でした。 (単元計画表など詳しくは↓) 「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」へのチャレンジ - 社会人2年目の挑戦 「雲はなぜ白いの?」 「かみなりはなぜ光るの?」 …

思い通りにしたい病

時々出てきます。 今日も、話し合いのときに、時間が足りそうになくて、あれこれ口を挟んでしまいました。反省です。 子どもたちに1時間の内容にこだわったり、テストで点数を取らせたい余り、遅れていたり、寄り道している子に対して、こちらから働きかけ…

「わたしの構成要素」

今日は、ホワイトボード・ミーティングの「わたしの構成要素」にチャレンジしました。 もともと1学期から、オープン・クエスチョンを使ったペアトークや、ホワイトボードには慣れ親しんでいました。 本格的に、ファシリテーターの修行開始だー!ということで…

人と人をつなぐ

金曜日、総合的な学習の時間のこと。 ぼくが、夏休みの熊本県御船町でのボランティアで出会った役場の方と、子どもたちがスカイプで対面する場が実現しました。 初めてのチャレンジなので、子どもたちもぼく自身もワクワクドキドキでした。 役場の方には、事…

「教室」の在り方

ん〜、難しい。 環境としての「教室」って、どうあるべきなのか。 どのような「教室」が「よい教室」なのか。 大事なことはなにか。 安心感? 安全性? 学びやすさ? 開放感? 緊張感? 自由度? 公共性? どれも大事なんだろうけど。 なんか、そんなこと考…

研究授業に参加しながらメモしてたこと一部

教師か意図する、期待する意見が出ればいい授業? 当たり障りのない意見交流 研究授業の目的は何?(日常でできる範囲の実践提案ではないと意味なくない?) 非日常的な研究授業から得られるものって? 塾で、すでに習っている子にとっての一斉授業での1時間…

「ズレ」

今日は、自分と子どもたちの大きな「ズレ」を感じました。 なんか1人でピリピリしてた。 保安官バッチつけて、ダメな部分ばっかり目を向けて。 先週いろいろありまして、今日は新しいスタートや!って意気込んでた部分もあってね。 そんな自分に気付きながら…

学校でしなやかに生きるということ

学校でしなやかに生きるということ 作者: 石川晋 出版社/メーカー: フェミックス 発売日: 2016/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る こういうのを読むと、本の価値って知識を得るためだけではないよなあって感じます。 読書は苦手なんだけど、読…

「社会は厳しい」

「社会は厳しい」のは、きっと、社会に出て厳しくされてきた人たちが、そんな厳しい社会の再生産を繰り返してきた結果なんだろうなあと思います。 そんな単純じゃないかもしれないけど、今の自分には、そう思えます。 だったら、これから僕たちが、もしくは…

画面の向こう側と自分

テレビやSNSで、他人の幸せそうな一場面を見て「いいなあ」と思うまではいい。 憧れ程度ならまだいい。 だけどそれが自分にとっての「あるべき姿」「理想像」にまで引きつけてしまうとなあ。 それだと自分が見えづらくなってしまう。 等身大でいいのにね。 …

「探究」すること

学級通信「輝月」第71号 「探究」すること 理科の「雲と天気の変化」の学習では、今までと少しちがった授業にチャレンジしています。 まずは、ノート片手に外へ出て、ひたすら空に浮かぶ雲をながめました。どんどん湧き出てきた「疑問」や「知りたいこと」…

「少数派の人たち」の存在

学級通信「輝月」第70号 「少数派の人たち」の存在 2学期始まって1か月、ほぼ毎朝みんなで話し合いをしています。日に日に話し合いが上手になってきていますね。先生がいなくても自分たちだけで、クラスの課題や個人的な相談を出し合い、それについてみ…

「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」へのチャレンジ

「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」とは、熊本大学の苫野一徳先生が提唱している、学びの在り方です。 詳しくは、 https://www.amazon.co.jp/教育の力-講談社現代新書-苫野-一徳/dp/406288254X こちらをお読みください。 今年度、東京の講談社…

今日からブログ始めちゃいました

今日から、ブログ始めちゃいました。 ついつい、ツイッターをやかましくしてしまうので(笑) おもに 日々感じていること、考えていること 毎日のリフレクション など綴っていきます。 教育のこと中心だと思いますが、ひとりの人間として、よりよくいきてい…