全てはひと続きになっている

奈良から軽井沢に来ました。

「探究」すること

 

 学級通信「輝月」第71号

「探究」すること

  理科の「雲と天気の変化」の学習では、今までと少しちがった授業にチャレンジしています。

 まずは、ノート片手に外へ出て、ひたすら空に浮かぶ雲をながめました。どんどん湧き出てきた「疑問」や「知りたいこと」をノートに書き留めておきました。みんなの発想が面白くて、もうこの時点でワクワクドキドキでしたね!

 次に、みんなの「疑問」や「知りたいこと」をまとめたプロジェクトの発表です。その名も「雲・天気プロジェクト」。単元の進め方も共有しておきます。みんなの疑問を解き明かすことで、なんと教科書の内容はばっちり!調べる方法などは、教科書を参考にして、先生にプレゼンテーションしてから、チーム(班)ごとに取り組みます。

 さらに、教科書にはない「疑問」や「知りたいこと」についても、自分で選び、探究していく「探究チャレンジ」の時間もプロジェクトの中にあります。ここで、自分の興味のあることをとことん調べていってほしいなあと思います。

 このように、

「疑問」→「調べる方法を考える」→「疑問を明らかにする」→「新しい疑問」→・・・

というプロセスのことを「探究」と言います(正確には、「研究」といえるのかもしれませんが、広い意味で「探究」を使っています)。

先生は、みんなの「知りたい!」「調べたい!」という探究する心、「探究心」が持つエネルギーはすごいなあと感じています。例えば、

 

 これ、みんな知っていますよね(笑)。そう、ありんこです。一部のメンバーで、どうやら「アリ」について日々「探求」しているようですね。暇さえあれば、ベランダに出てアリの観察をする姿、時間を忘れてしまうのは困るときもあるけれど、それほど夢中になれるエネルギーがすごいなあと感心しています。

 たかが「アリ」かもしれませんが、みんなにとっては、「もっと知りたい」という「探究」の対象なのですね。いろんな発見の報告を耳にするので、せっかくだから、自学にまとめるなどしてみんなにも報告してほしいなあと思うくらいです!期待しています!(笑)

 このように、「探究」することは楽しいことです!だから、これからも、もっといろんなことについて「探求」し、いろんなことを知ることで、毎日の「楽しい!」を広げていけたらいいですね!!!