読書メモ①
今年は何となく、読書メモを残していくことにチャレンジしてみよう。とりあえずやってみよう。本の紹介や要約というよりは、本を読んで自分が考えたことをちょこっとメモしていきます。あとはやりながら考えつつ、ぼちぼち続けていけたらいいね〜〜。
僕自身、理想とするのは「教えない授業」でした。子どもたちが自分の手で幸せになっていくためを考えたときの究極の形だと思っています。
頭に残ってる「教えない授業」の良い点を3つ挙げるとするならば、
- 子どもたちを見守る時間が増えて、子どもたちは見守られている安心感が得られる。(成長を見取り、フィードバックすることが必要)
- 子ども同士の関係性が流動的で、子ども同士の対話の時間が増える。(孤立やいじめが減る)
- 子どもたちは学び方そのものを学ぶことができる。(自立した学習者に)
逆に言えば、子どもたちが見守られている安心感を感じていなかったり、子ども同士の関係性が固定的で対話があまりなかったり、学び方が学べていない場合は、「教えない授業」というより、「ただ教えてないだけの授業」になってしまうのだろうね。
あと1つ付け加えるならば、教師に時間と心の余裕ができるということ。実は、これが一番大事かもと思っています。
そもそも教えない授業の原点は、江戸時代の日本の寺子屋だそう。アクティブ・ラーニングは新しいものではなく、むしろ、講義型の授業の方が歴史は浅いのは、案外知られていない事実。
講義型の授業の歴史も知っておかなければいけないことの1つかも知れないですね。
インクルーシブ教育ってどんな教育? (インクルーシブ発想の教育シリーズ)
- 作者: 青山新吾,赤坂真二,上條晴夫,川合紀宗,佐藤晋治,西川純,野口晃菜,涌井恵
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特に印象に残ったのが、リタリコの野口晃菜さんの章の中の
「障害のない人が障害のある人をインクルードする」ということではなく、「誰もがお互いをインクルードする」ことこそがインクルーシブ教育なのです。
という考え。でも、つい「理想なんだろうなあ」って思っちゃったりもしてしまう。だからといって、個人的には諦めたくない。あと、苫野先生の「自由の相互承認」が頭に浮かんできた。
個々の凹凸が環境とマッチしないときに、何らかの困難さが起こると考えられます。つまり、環境の側に凹凸があるのです。
というのも、大事な視点ですね。
教室の中での不適応や問題行動の要因は、その子自身というより、環境(人的、物的、制度、文化など)の側にあるのでしょう。
より個々が大切にされる環境をつくっていきたいなあ。
こんな感じで(笑)