「学び」と「評価」を探究する
昨年末に、この本に出会い、定期的に開きはじめていたオンライン読書会の課題図書として扱ったんです。
- 作者: キャシー・ハーシュ=パセック,ロバータ・ミシュニック・ゴリンコフ,今井むつみ,市川力
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2017/08/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で、
「通知表ってやべえ!!!!!!!」
って思ったわけです。
ちょっと口悪く言えば、あんなもので子どもたちは幸せになれんのかと。
その後、Facebookでこんなことをつぶやきました。
すると、コメントしてくれた上智大学の桐田さんとのやり取りの中で「通知表作りワークショップをしよう!」ということになって、東京でワークショップを開いちゃいました。通知表を作り直しながら、評価について考え直す時間。ざまざまな業種の方々に参加していただきました。1月末のこと。
それからも、ずっと自分の中には「学びを評価する」とはどういうことなのかという問いが残り続けています。
さらに、先ほどのFacebookのつぶやきにコメントしてくれた、コアプラスの武田緑さんとの「通知表作りワークショップを大阪でもやろう!」ということになり、大阪でも開いちゃいました。こちらは、がっつり「6CS」を使って考える「サブ通知表」を作るワークショップ。2月末。
すると、この動きを見ていただいた、はじめに紹介した本の翻訳者の市川力さんから、直接、メッセージをいただき、探究堂の文さんも加わり、あと武田緑さんと4人で6Csのワークショップを企画することになりました。このワークショップを開催したのが3月末。
4月、6年生の担任決まり、早速、これまで学んできたことをもとに「6Cs」を教室に取り入れました。
「6Cs開き」は、4月末の授業参観。3月のワークショップでやった、6Csを漢字一字に表すアクティビティを行いました。今思えば、まあまあチャレンジングでしたね(笑)。
そこから、「6Cs」を教室での「クラスの共通言語」としてちゃんと機能するように、授業中はもちろん、日常会話の中でも、冗談混じりで積極的に使い続けました。「全然諦めへんやん!コンフィデンス半端ないなあ!(笑)」って。それと同時に、6Csの自己評価にも取り組みました。
ようやく「クラスの共通言語」として機能するようになった6月に、これまた3月のワークショップでもやった、6つのスキルの関係性を表す、6Csマップをつくるアクティビティを行いました。子どもたちは、自分たちなりに、6つのスキルの関係性について考え、6Csをより立体的に捉え、理解を深めていました。
7月。終業式の日。通知表を渡す日。通知表と一緒に、「6Cs評価シート」を渡しました。まだ改善の余地はあるけど、形になりました。
そして、先日、都内で新たにこんなプロジェクトが始動しました。
あと、こんな本を読み終えました。
探究の旅は続く…
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