全てはひと続きになっている

奈良から軽井沢に来ました。

学級通信を毎日発行すること

ぼくのクラスでは、学級通信を毎日欠かさず発行しています。

 

教室内でのコミュニケーションツールであるとともに、管理職、保護者とのコミュニケーションツールでもあります。

 

そういったものが日常の一部分として持っていることの価値は、ここまで続けているとイヤでも実感します。一度整理しておきたいな。

 

明日発行の通信です。

 

学級通信について学ぶ機会や、立ち止まって考え直す機会ってあんまりないから、一度つくってもいいかもなあ。

 

 

 

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学級通信「サーカス」第136号 12月4日発行

 

関係性を広げるチャレンジ

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4月に比べて、6ー1が本当に居ごこちのいい、安心安全の場になったことを日々実感しています。Cゾーンがぐーんと広がった感じ。攻撃的な言葉も聞こえてこなければ、冷ややか空気も全くありません。常に温かく雰囲気で、明るく元気なときもあれば、しずかに学びに向かう姿勢もすばらしいです。


ただ、だからこそ、最近、Cゾーンの中で満足してしまっている人が多いんじゃないかなあと感じています。いつも決まった安心できる友だちと関わる。もちろん、そういう存在がこのクラスにいることはとてもステキなことです。
ただ、それだけでいいんだっけ。チャレンジする価値は、もうすでにみんなはわかっているとはずです。チャレンジしたからこそ、4月からの成長があるわけですよね。そしたら、12月から3月まで、成長しなくていいの?そんなことないよね。成長ポイントはいろいろあるかもしれないけど、一つはやっぱり、「関係性を広げるチャレンジ」(6Csのコラボレーション)だね。このチャレンジがもっと盛んになれば、みんなはさらに上のステージに行けるんじゃないかなと思っています。


そして、あえて言い切りますが、ぼくは絶対、関係性は広げられた方がいいと思っています。

その理由は1つ。「毎日がもっとおもしろくなる」からです。ぼく自身、週末はいろんな人に会いにいっています。新しい出会いがある度に学びがあって成長できるし、成長できれば自分にできることも増えて、またいろんなことにチャレンジしようというモチベーションが高まります。それをくり返していると、いつの間にやらたくさん仲間が増えて、「これやりたい!」と思ったときに、新しいおもしろいアクションを起こすことができます。教室にある1500冊の本がまさにそう。自分で集めたものもあるけど、1200冊くらいは10名以上の友人からゆずり受けたものです。教室の中に図書室に負けない読書コーナーをつくりたい!という思いに賛同してくれた人たちの手によって、あの本たちは集まったのです。この教室でも同じことが言えるんじゃないかな。


また、以前、九州をヒッチハイクで旅をしたときに、中学生の女の子に聞かれました。「先生はどうして旅をするの?」と。それに対して「人と出会うためだよ。人との出会いは人生を豊かにしてくれるからね。」と答えましたが、まさにそういうことなんです。


さあ、今日も一日がスタートしますが、一歩、いや、半歩でいいから、「関係性を広げるチャレンジ」をしてみよう。Cゾーンから飛び出すチャレンジを。大丈夫。ダメだったらまたCゾーンに戻ればいい。やり直しOK。トライ&エラーを楽しもう。今日も一日よろしく。