全てはひと続きになっている

奈良から軽井沢に来ました。

クラスへの愛

今日はお祭り。

 

2日という短い準備期間ではあったものの、出し物と体育大会という内容で、大盛り上がりでした。

 

出し物は、カラオケ、ダンス、落語、コント、漫才、紙芝居、絵本劇…

 

漫才は、クラスで一番大人しく恥ずかしがり屋な女の子がチャレンジしていました。

 

カラオケ、ダンス、落語はひとりで。

 

紙芝居に至っては、前日の夜中1時半までかかってつくったらしいです。(クオリティ高かった)

 

ちなみに、ぼくは、コントに誘われてやりました。(笑)

 

もちろん、2日しかなかったので、一つ一つのクオリティは高いとは言えません。

 

でも、大盛り上がりでした。

 

 

 

体育大会は、ドッジとバスケ。

 

バスケはルールを知らない人がたくさんいたものの、ほぼルール説明なしでスタート。(細かいことは気にしない方がみんなが楽しめるだろうという意図があったらしい)

 

本気で思いっきりやるもんだから、もちろん、際どいプレーも多々ありました。

 

ところどころで聞こえる「フェアプレー!」の声。

 

当初は、対戦成績を提示する予定だったけど、点数とか勝ち負けとか全部忘れてしまって、もういいやってなったみたい。

 

振り返りジャーナルには、

「みんなが本気で成功させようとしたから、楽しめたんだと思う」

といったような内容が多々書かれていました。

 

確かに、やると決まってから準備へのスピード感と熱量はハンパなかった。

 

2日じゃ無理やろーって思っちゃうようなことにも妥協せず、やりたい!を第一優先で強行突破する勢い。

 

ちなみに、このクラスの子たちは、昨年までのお楽しみ会的イベントでは毎回必ずケンカをしていたらしいです。

 

4月のはじめは男女の机が離されているくらい冷めきった雰囲気でした。

 

でも、今は、このメンバーだったら、なんでもやれそうな雰囲気がある。

 

 

こうなった要因はいろいろあるだろうけど、今日強く感じたのは、「クラスへの愛」でした。

 

今年は、学級目標はやめました。集団からスタートするのではなく、個からスタートするクラスにしたかったから。

 

クラス遊びみたいなことはしていないし、授業に至っては、ブロックアワーでみんなバラバラのことやってたりもします。

 

別に、「みんなのために」みたいなことを強いてきたつもりもない。

 

 

 

でも、みんな「クラスへの愛」であふれていました。

 

グダグダな出し物もみんなの力で成功させようって雰囲気があったのも、「この祭りを絶対に成功させたい!」という思いも、「クラスへの愛」からなんだろうな。

 

一見、バラバラなんだけど、「クラスへの愛」でつながってる教室。なんかいいね。

 

 

 

そんなことを感じていたぼくが一番このクラスを愛しています。