全てはひと続きになっている

奈良から軽井沢に来ました。

「変える」こと「変わる」こと

教室リフォームプロジェクトの価値を感じた些細な出来事がありました。

 

 

クラスがワクワク楽しくなる!  子どもとつくる教室リフォーム

クラスがワクワク楽しくなる! 子どもとつくる教室リフォーム

 

 

 

学級通信「サーカス」187号 2月26日発行

 

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昨日の休み時間。いきなり、大そうじ&リフォームが始まりました。マットの下をそうじして、本だなのほこりもはたいて、レイアウトも変えてみて。確か、Aさんがやりはじめているのを見て、Bさんが「手伝っていい?」と声をかけて、そこから、3人、4人…と増えていった模様。途中、「カタセン!こっちに動かしていい?」と聞かれましたが、もちろん返事は、「いいよ!とりあえずやってみたら?」です。「こうした方がいいんじゃね?」と思ったことは、それ以上に考えるより、まず行動!「思考より試行」です。
作業している様子を見ながら、「自分たちで変えていくことの楽しさとか大切さを感じてくれてるんやなぁ~」と思って、なんだかうれしい気持ちになりました。こういうことが自然発生的に起こる教室はいいなあと思います。自分たちの手で「変える」ことが日常にあって、「変わる」ことを楽しめるような教室は、毎日、どきどきわくわくしますよね。環境を「変える」と、自分が「変わる」。自分が「変わる」と、毎日がもっとおもしろくなっていきます。
環境は自分(たち)の手でいくらでも変えられます。中学校で、「先生!リフォームしましょう!」とか言ってみたらどうなるだろうね(笑)。でも、「環境を変える」という広い意味では、小さなことでもやれることはいくらでもありそう。「カタセン!中学校で、こんなこと変えられたで!」みたいな話が聞けたらいいなあ、なんてね。今日も一日よろしく。卒業まで残り16日。

 

 

日常的に、自分(たち)の手で環境を「変える」ことで、「変わる」ことが日常化していくっていう感じかな。

 

「変わる」ことの方が日常であって、より流動性の高い状態(ハードもソフトも)であることが、健全なコミュニティであることの必要条件な気もする。

 

「変わらない」ことの方がリスクだよね。