原理原則に立ち返る。
昨日は、軽井沢風越学園設立準備財団が開かれる風越コラボ(collaboration laboratory)に参加してきました。
奈良からはるばる東京にやってくることも、すっかり日常化し、すっかり馴染みの顔も増えました。本当にステキな方々ばかりで、会えるだけで何だか元気をもらえます。
学生のときにこの本に出会い、
教員になってから、この本を読みました。
哲学者の苫野先生は、公教育の原理(目的)は、「各人の〈自由〉および社会における〈自由の相互承認〉の、〈教養=力能〉を通した実質化」だと主張しています。
要は、誰もが自由に生きたいように生きられて、そして、それぞれの自由を互いに承認し合える社会を目指すということ。
それこそが、公教育の原理原則だと。
ぼくは、この考えに感銘を受け、それに向かって日々、そんな教育実践を目指してここまで来ました。
2年前?には、岩瀬先生と苫野先生が共催されていた「教師の学校」というプログラムにも参加し、〈自由〉と〈自由の相互承認〉について、実践も交えて学びました。
(苫野先生とはこの時ぶりだったのですが、声をかけてくださって、噂に聞いてるよって言ってくださって嬉しかったです笑)
でもやっぱり、日常の中で、この原理原則に戻って考える機会ってないんですよね。どうしても目の前のことでいっぱいになってしまう。
今回の風越コラボは、この公教育の原理原則に立ち返り、日々の自分の実践を振り返るいい機会になりました。
できてるなあと思うところと、まだまだ不十分だなあと思うところと。
原理原則に立ち返るからこそ、これからやるべきことが見えてきます。
もっと日常の中でも大事にしていきたいなあ。
一ヶ月を終えた今、このタイミングでこうやって考え直せたことはとても貴重でした。
あと、学校の先生以外の方(企業、保護者、保育士など)との対話は刺激たっぷりでおもしろかった。
今日は、今からLCLです。
新たなプロジェクト始動。
ワクワクいっぱいのゴールデンウィークです。
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