インドネシア旅行記〜完結編〜
オランダからの更新です。
8.3(Fri.)
こちらでの活動最終日。
二ヶ所で講演会を行いました。
まずは、朝から新設のまだ出来て間もない小学校へ。またしても工事中のところが…校舎が完成するのを待ちきれずに学校スタートさせちゃうんですね(笑)
校長先生と大学の先生と顔合わせをし、教室をあちこち見学させてもらいました。
これ、何の授業?みたいなのもあったり。
この後、ぼくの講演会があるから、朝の9時くらいに子どもたちは帰っちゃいました。(そんなんで返しちゃって大丈夫?笑)
小学校の先生と保護者の方々へ向けての講演会がスタート。
日本について、日本の学校について紹介したり、ぼくの教室を紹介したり、大切にしてることを話して、それをもとにディスカッションしてもらいました。
通訳してもらいながらだったので、なかなか苦戦しましたが、熱心に聞いていただいて、活発にディスカッションしていただいている様子を見ていると、少しは何か伝えられたのかなあと。
インドネシアの教育の良いところは?と聞いても、どうしても不満の方が大きいらしく、良いところがなかなか出てこなかったことから、いろいろ課題意識があって、今まさに変わろうとしているところなんだなあと感じました。
校長先生は、今回の話を聞いて、何かしないといけない!という思いになられたみたいです。
校長先生と、噂を聞きつけやってきた近所の高校の先生とスリーショット。
お昼はヌードル。
このとこ、行動を共にしていたスタッフの方が知らない間に消えちゃってて、何かと思えば、イスラム教は、金曜日の昼に礼拝の義務があるそうで。
午後は、教育局(日本でいう教育委員会の強い版)で、小中高の先生に向けて講演会を行いました。
ちゃんと開会セレモニーもありました(笑)。
内容は先程と同じ。自主的に参加された先生なので、ディスカッションの様子や、質疑応答の内容から、とても熱を感じました。
まだまだ学校は知識を習得する場だという考えが、日本よりも根強くあるそうです。そこから変えていかないといけないという課題意識と、とはいえ、どうしたらいいかわからないという状況の中で、ぼくの教室の様子や取り組んでいることについて話をしました。
子どもたちが自立して学んでいけるような大人になるために、ぼくなりの考えを、教室の中の事実から話をさせてもらいました。
ぼくもまだまだなので偉そうなことは言えませんが、何かのヒントにでもなればいいなー。
うちの学校でもプレゼンをしてほしい!などの声があったり、日本の学校に行きたい!と言ってくれたりして、何か、結構火をつけちゃったみたいです。
でも一方で、これは日本にいてもそうなんですけど、「時間がない」とか「環境が整ってない」とかが先に頭に浮かぶみたいで、そういった類の質問を受けました。いきなり100%やりたいことやるのは難しいかもしれません。でも、できる範囲で少しずつ工夫しながら、失敗恐れず試行錯誤するプロセスが大事だと思います。ぼくもまさしく、そのプロセスの途中です。そう、伝えました。
何より、ぼくも、もっと頑張らないといけないなー!という思いになった時間でした。
お土産買って、無事帰国。
今回、このような機会を与えてもらえたきっかけがこの方との出会いでした。
インドネシアの教育を変えるために、日々動き続けているりょーりょー。りょーりょーがこれまで尽力してきたことの積み重ねの上に、今回のぼくのチャレンジがあります。感謝です。
今回の旅で、やっぱり、まだまだ自分は、いろんな枠にとらわれてるなーということに改めて気づかされました。
日本、小学校、学校の先生、教育…。
こうやって、自分の中に凝り固まってる枠を取っ払って、いろんなことを問い直し考え直す習慣は、こうしたチャレンジから身についていくと思うので、これからも、今の自分の枠にとらわれないように、行動し続けていきたいと思います。
またインドネシア行きたいなー!
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