全てはひと続きになっている

奈良から軽井沢に来ました。

「選べること」

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6時間目が終わってから下校までの時間。

よくある「帰りの会」みたいなのは特にしていなくて、一日を振り返る時間にしています。

 

一学期は振り返りジャーナルにテーマにそった振り返りを書く。

 

「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)

「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)

 

 

二学期からは、サークルタイムで友だちとおしゃべりしながら振り返ったり、周りの人にギブしていた友だちへの感謝や賞賛のメッセージを書いてポストに入れたりする日も。

あくまでも、基本は振り返りジャーナルで。

 

 

 

 

そして、今日。

どうするか決めてなくって、悩んだ挙句、

 

「今日の振り返りどうする?」

 

って聞いてみたら、案の定

 

「振り返りジャーナルがいい」

「サークルタイムにしよ」

「メッセージ書きたい」

 

と、いろいろ意見が出ました。

だったら、

 

「選んでみる?」

 

って言ってみました。

 

そしたら、帰りの用意をしてから、各々が自分で選んで振り返りを始めました。

 

メッセージカードを何枚も書いて送っている子たち。

黙々と一人で振り返りジャーナルを書いている子たち。

男女7、8人で小さなサークルになって、一人ひとり今日一日のことをおしゃべりする子たち。

 

一見、カオス。(笑)

 

でも何かいいなあって感じました。

場にポジティブなエネルギーを感じた。

 

一人ひとりをよく見ると、それぞれがいつも以上に前のめりというか、真剣で、楽しそう。

 

インタビューしてみると、

 

「少ない人数でサークルタイムができたから、一人ひとりがいつもより具体的に話ができてよかった」

「自分に合った振り返りが選べるからいい」

「なんか新鮮」

 

とのこと。

 

 

やっぱり「選べること」の価値は大きい。

 

そして、「選べること」の価値を子どもたちは知っている。

 

「選べること」からホンモノの学びは始まる。

 

 

 

 

 

おもしろかったなー。