「選べること」
6時間目が終わってから下校までの時間。
よくある「帰りの会」みたいなのは特にしていなくて、一日を振り返る時間にしています。
一学期は振り返りジャーナルにテーマにそった振り返りを書く。
「振り返りジャーナル」で子どもとつながるクラス運営 (ナツメ社教育書ブックス)
- 作者: 岩瀬直樹,ちょんせいこ
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2017/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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二学期からは、サークルタイムで友だちとおしゃべりしながら振り返ったり、周りの人にギブしていた友だちへの感謝や賞賛のメッセージを書いてポストに入れたりする日も。
あくまでも、基本は振り返りジャーナルで。
そして、今日。
どうするか決めてなくって、悩んだ挙句、
「今日の振り返りどうする?」
って聞いてみたら、案の定
「振り返りジャーナルがいい」
「サークルタイムにしよ」
「メッセージ書きたい」
と、いろいろ意見が出ました。
だったら、
「選んでみる?」
って言ってみました。
そしたら、帰りの用意をしてから、各々が自分で選んで振り返りを始めました。
メッセージカードを何枚も書いて送っている子たち。
黙々と一人で振り返りジャーナルを書いている子たち。
男女7、8人で小さなサークルになって、一人ひとり今日一日のことをおしゃべりする子たち。
一見、カオス。(笑)
でも何かいいなあって感じました。
場にポジティブなエネルギーを感じた。
一人ひとりをよく見ると、それぞれがいつも以上に前のめりというか、真剣で、楽しそう。
インタビューしてみると、
「少ない人数でサークルタイムができたから、一人ひとりがいつもより具体的に話ができてよかった」
「自分に合った振り返りが選べるからいい」
「なんか新鮮」
とのこと。
やっぱり「選べること」の価値は大きい。
そして、「選べること」の価値を子どもたちは知っている。
「選べること」からホンモノの学びは始まる。
おもしろかったなー。