全てはひと続きになっている

奈良から軽井沢に来ました。

ステキな大人と出会うこと③

国語×総合「プロフェッショナル・プロジェクト〜“出会い”から“生き方”を考える〜」の第三弾です。

 

↓概要と第一弾

ステキな大人と出会うこと - 足の向く方へ

↓第二弾

ステキな大人と出会うこと② - 足の向く方へ

 

 

今日、来ていただいたのは、スポーツ系企業に勤められている嶋中さんとライターの中野さん。

 

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嶋中さんは北海道からわざわざお越しくださって、中野さんは大学の先輩でもうずいぶん長い付き合いになります。

今回のプロジェクトのゲストの中でも一番遠い人と一番近い人でした。

 

 

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まずは、お二人へのインタビュー。

 

嶋中さんの話が、自分の信念と重なる部分の面積が異様に大きかったんですよね。卒業文集の将来の夢に書いていた「旅人」のような生き方をしているところ、「自分が変わることに躊躇しない」という話の中でおっしゃっていたことは、まさに、学生時代に後輩に熱弁して笑われたことのそれと同じでした。「相手が受け入れられないのは、自分の世界が小さいから。だからオレは世界を包み込めるようになりたい!」ってね。

小学校のころ、プロサッカー選手を諦めたこと、友だちが大好きで毎日が楽しかった中学校生活から一転、高専ドロップアウトしてしまったこと。音楽の道に走るが、やっぱりサッカーがしたいと思ったこと。決してまっすぐ進むことだけが全てじゃないということをみんなも感じていたんじゃないかな。

 

中野さん、いや、ロペスさん(笑)。ぼくはこの人との付き合いもずいぶん長いですが、新たな発見もありました。小学生相手でも御構いなしのロペス節が炸裂。いや、ほんとおもしろい人です(笑)。エリートに憧れ、エリート教育に興味を持ち、大学で研究をして、教育現場を渡り歩いて、今のライターという仕事も「人の才能を引き出す」という意味では、今までと変わらないという。そんな文脈があっただなんて、、、という感じでちょっぴり驚きでした。目的さえ明確に持っていれば、手段なんていくらでもある。そういうことですよね。

あと、人生の軸についての質問に対して、「生きていること以上に大切なことはない」と返ってきて、みんなハッとしていました。そして、「自分のことを好きでいることが一番大事」という言葉は、きっと刺さった子が何人もいたと思います。めっちゃ頷いてました。

 

子どもたちからの質問で、「カタセンを一言でいうと」というのが出てきました。「ドキッ!」っとして、2人が何と答えるのかと思うと、嶋中さんは「異物!」、ロペスさんは「バケモン!」・・・(笑)なぜか、子どもたちと学年の先生も大きく頷き、謎の一体感(笑)誰が学校の異物混入や!混入したんだれや!(笑)

 

 

後半は、交流タイム。

 

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はじめに、ロペスさんのライターのお仕事をみんなで体験。ぼくへのインタビュー記事を書くための公開インタビュー。子どもたちからの質問を使って、実際にインタビューをしながら、仕事をする上で気をつけていることを教えてくださいました。

 

 

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次に、体育館で嶋中さんのスポーツの体験。スポーツの楽しさだけでなく、自分から動くこと、自分が動くことで誰かを助けられることもあることを体験を通して学べた、ステキな時間でした。みんなめっちゃ楽しんでました!

 

 

 

 

ということで、これにて第三弾は終わりです。

ここまで来ると、子どもたちの方から、何でこんなにたくさんの人を連れてこれるん?どうやって仲良くなったん?って聞かれます。まあ、いつかゆっくり話せたらいいな。

 

今回も、お二人とも遠方から来ていただき、どうもありがとうございました。ステキな出会いの時間でした。